PDCAサイクルよりDCAPサイクル、という話

突然ですが、PDCAサイクルという言葉を皆さんはご存知ですよね?

 

PDCAサイクルPDCA cycle、plan-do-check-actcycle)は、

事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。

 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)

の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。

 

ただね、PDCAサイクルって言われると、回り始めないんですよ。

理由は単純で、最初にPが来てしまってるから。Pって計画ですよ。計画って立たなくないですかね?というか、仕事でも計画って作り終わったことないんですけど。

 

計画って作り込みたくなるんですよね。しかもあくまで"計画"なのでフィードバックが得られない。したがっていつまでたっても自分の視点で微修正したくなる。

 

いつD(実行)に移っていってよいのか、延々悩み続けるんですよねえ。

 

全体の工数のうち半分くらいを計画(P)に使ってしまい、次工程の Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)を1週しかできない、ということが起きてしまう。

 

これって順番の問題だと思うんだよね。

PDCAサイクルの本質は、やってみて改良してまたやるってことを何周も何周も繰り返しましょうって話なのに、最初にPが来たらサイクルがそもそも回り出さない。

 

D(実践)から始めたほうが早いよ。自戒も込めて。とりあえず行動していこう。

 

だから、DDDDサイクルにしよう。D D D DたまにPくらいでいいと思う。

 

あるいはせめて、DCAPサイクルの方が動き出しやすいし、早い。

 

ホリエモン西野亮廣の新刊『バカと付き合うな』でも、「先に設計図を描きすぎるバカ」になるなと説かれている。

これってとりあえず行動しろ、という価値観でDCAPサイクル同じことを言ってるんだよね。

 

 

ほぼ自戒を込めて。自分向けのメモとして忘れずにいたいものです。